◆不動産業ビジョン2030◆

こんにちは。伊丹です。

 

先般、国土交通省から新指針「不動産業ビジョン2030」が発表されました!
(と言っても一般の方は見ることはないと思いますが…)


新たに国が示したビジョンの中に「有効な活用方策が見込めない不動産は思い切って“たたむ”」とういう概念が追記され、「ふむふむ。」と読みふけってしまいました。

 

不動産が手の付けられない負動産になってしまう事を考えると「たたむ」は大事なことです。

 

具体例をあげると、無接道の土地(道路に接道していない土地。

そのまま一般の方に売却しても建物を建てることができず不動産としての価値がない土地。)を相続した方からの依頼。

 

その場合、私たちプロが隣地の方と話し合いに伺い、隣地の方に購入してもらう交渉などがお手伝いできます。このように普通に建物を建てることができない土地(調整区域など…要件を満たさないと建築できない土地はたくさんあります。)そんな売却のお手伝い。


さらに、国の指針である不動産業のあるべき姿、今後の目標として
「安心・安全な不動産取引の実現」についてもこの指針に記載されました。

 

当社では通常の不動産取引に加えて月に3~4件、他社の通常ではない不動産取引に関するトラブルの相談があります。


事情をよく聞いて対処法などをアドバイスしていますが、毎回思うのが「契約優先で顧客の事を考えていない業者が多いな」と憂いています。
不動産取引って価格や速度も、もちろん大事ですが、取引条件や引渡方法など事前に取り決めをしてトラブルを避ける事も重要だと思います。
(何十年もこの業界にいると、たいていのトラブルは予測できます。)

 

トラブルになってからでは遅いです!

 

最初に書いた難しい土地の取引や、トラブルが予測できるような取引は危機管理能力の高い、アートホームへお気軽にご相談ください!

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